お笑いの芸人さんが活躍がするのは頑張っているから

最近はお笑いの芸人さんがテレビなどで目立つ気がしますが、それは頑張っているからだと思います。お笑いの芸人さんは誰にも雇用されることなく自ら裸一貫で仕事をしています。そこが芸を引き立てているのでしょう。アナウンサーのような人たちと違って雇用されているわけではありませんから、全てのテレビ番組やお笑い番組は全てその場での勝負としてやっています。ですから、他の出演者とは心構えの段階から違うということでしょう。自分の芸がどういうものなのか、どういうところで勝負をしているのかということを考えてやっているということです。
このお笑いの芸人さんを見れば、今の日本の景気低迷の理由が分かるような気がします。企業はどんどんと勝負をしなくなり、昔の栄光に頼ったビジネスをしています。一部のベンチャー企業が積極的にリスクをとって仕事をしていますが、ほとんどの企業はこれまでのやり方をそのまま踏襲しているといってもいいでしょう。しかも、政府はこの動きを助長するかのようなことまでしています。大企業にストレスチェックというものを義務付けたり、月末の金曜日は早く帰ることを推奨したりとまるで勝負を放棄しているかのような状態になっています。
お笑いの芸人さんにストレスチェックをするようなことをしたら、どうなるでしょう。ほとんどの人がストレスだらけということになるでしょう。何しろ毎日が勝負なのですから。仕事はどんな仕事であれストレスを受けないで出来るようなものはありません。それが仕事です。人との契約によってその契約を履行する代わりに報酬を受け取るのが仕事ですから、ストレスがかからないものなどないわけです。そのようなことを気にしていては仕事など出来ないでしょう。仕事を真剣にしている人ほどストレスがかかるのは当然で、そうしたことを乗り越えて勝負をするのがプロの世界です。これを実際にしているのが芸人さんたちなので、他の人たちよりも魅力的な見えるのだと思います。