人気のお笑い芸人は今後エンタメでどう活躍するのか

エンタメには欠かすことのできないお笑いですが、近年はお笑い芸人も活躍の場を広げるために奮闘しています。同じ芸では目立つこともできないため、工夫や趣向を凝らした芸でチャンスをつかみとっていくのです。


最近では平野ノラがバブル時代のファッションや話芸で人気となりました。彼女はOLとして社会で働いていた時期もあるそうで、遅咲きの芸人ではありますが一躍売れっ子芸人になりました。またハイテンションなネタと大声で人気となったのが、サンシャイン池崎です。どんな時でも大声でハイテンションという芸風は、今まで見ることのなかったものです。

そして一番ブレイクしたといっても過言ではないのが、ブルゾンちえみです。ブルゾンちえみはキャリアウーマンを意識したファッションと独特の濃いメイクでインパクトのある容姿も話題になりました。またコントをする時はイケメン男性二人を従えて、部下のように使います。決して美人というルックスとは言えないのにも関わらず、モテる女のような立ち振る舞いと話術で人気となりました。ちなみにブルゾンちえみは本来女優志望だったようで劇団の所属経験もあり、最近は連続ドラマにも出演していました。今後はお笑い以外にも活躍の場を広げていく可能性もあるかもしれません。

お笑い芸人がエンタメで活躍するには、とにかく本業のネタで売れるしかありません。一度人気になれば、そこから様々な分野へと活動の場が広がっていきます。近年では芸人がドラマや映画に出演したり、演技の分野でも活躍しています。他にもテレビ番組の司会やニュース番組のコメンテーターになっていることもあります。

 

お笑いで人気になってもその人の本来持っている知識や話術次第ではさらなる活躍も見込めるのです。最初に売れた芸だけで長期間芸能界に残ることは難しく、一発屋にならないためには他のスキルも必要になってきます。現在人気となっている芸人が今後どういう風に活動をしていくのか、今後も目が離せません。

今旬のお笑い芸人から見るエンタメ事情

バラエティー番組だけでなくニュース番組などでも活躍しているお笑い芸人は多数います。ネタが面白いお笑い芸人が売れるというわけではありません。トーク力や場の空気を読む能力、頭の良さなどが今のエンタメに求められています。ここでは今テレビ番組で活躍している芸人をピックアップして今後のエンタメにおけるその人たちの役割について分析します。それでは最初の芸人から見ていきましょう。

ダウンタウン
この方々をテレビで見ない日はないのではないのでしょうか。彼らが面白いのにはわけがあります。ボケの松本さんは普段のトークで心がけていることを皆さんはご存知でしょうか。まず一つ目に的をずらすテクニックです。見場が注目しているところ以外の細かい部分を拾うことで、確かにそうだという共感を生みだしています。もう一つは共演者のエピソードをその人本人ではなくそれ以外の人に話させるように仕向けています。そして浜田さんの切れのあるツッコミとドツキがさらなる笑いを引き出します。

明石家さんま
言わずと知れたお笑いモンスターです。しかし彼は多くのテクニックを駆使しています。まずなんといっても相槌のバリエーションが豊富だということが挙げられます。さらに、他の共演者の言葉をわかりやすく要約してくれるため、視聴者にも正確に情報が伝わってきます。

次に次世代のエンタメをけん引するであろう方を挙げていきます。
メイプル超合金
彼らは地下のお笑いライブで活躍していましたが、最近では頭のいいカズレーザーさんのクイズ番組での活躍や、安藤さんの見た目の面白さとツッコミのキレはこれからのエンタメでは必要なものです。性格の良さも視聴者や先輩芸人に好かれている要因だと言えます。

・オードリー
彼らも大変バランスのとれたコンビです。頭がキレており、トークのうまい若林さんと、スポーツ万能の春日さんはこれからのテレビではますます活躍することでしょう。

以上のようにこれからのエンタメは、彼らのような特徴をもった視聴者のニーズに合ったトークを展開できる方々が必要だと言えます。

現在のお笑い芸人の質は決して低くない

現在のテレビ業界においては、制作コストを小さくすることが大きな関心事となっているようで、ドラマに代表される製作費がかさみがちな番組は、昔と比べて減ってきています。そういった流れの中で、比較的低コストで制作することができるバラエティー番組や情報番組、クイズ番組などは、どのチャンネルでも1日に何本も放送されているほど、数多く制作されるようになっています。
そういった番組で司会者を務めたり、ひな壇で現場を盛り上げる役割を果たしたり、またパネラーや回答者としてまじめな受け子知恵をしたりして、主に活躍しているのはお笑い芸人です。彼らの本業と言えるのは、漫才やコントのような、いわゆる芸と呼べるものを披露することで、テレビ番組での姿は彼らの仕事の一部に過ぎないのではありますが、現在ではテレビで漫才やコントなどを披露する機会は激減しており、彼らのそういった姿を見ることはほとんどなくなっています。
そのような点から、最近の芸人は昔と比べて質が落ちているという人がいるようですが、決してそんなことはないはずです。その理由として挙げられるのは、彼らの多くはテレビに出るようになる前に、しっかりと舞台を踏んでいる場合が多く、また売れてからも定期的に舞台に立っている人たちが少なくないという点です。その実力の片鱗は時折ですが、お笑い特番などで見ることができます。
また最近のお笑い番組はなれ合い的な展開が多く、かつて芸人同士がしのぎ削っていた時のような、ギラギラした若手が少ないという声もあります。その点に関しては、どういったことがウケるかといった時代の流れや、世代による特徴の違いが関係しており、一概に昔と今とどちらが優れているかは判断しにくいものだと言えます。ただかつてのギラギラした時代を生きた大御所からの、今の若手芸人には昔よりも優秀な人が多いという評価があることからも、決して現在の芸人の質が落ちているわけではないことが分かるのではないでしょうか。

 

お笑い芸人の活躍の場は拡大している

娯楽の多様化が進むことでエンターテイメントも様々な方向にその足を伸ばしてきました。それまでとは異なるニーズに対応するためにエンターテイメントを提供する側の在り方も変わってきています。
かつてはネタ番組で最も多くの芸人の姿を見て、練りに練られたコントや漫才、モノマネなどのネタを見ることが多かったものです。しかし、いつのまにかネタ番組は廃れ、トーク番組が全盛となり比較的決まった上手な芸人さんが日々画面に登場しています。お笑いの主軸はネタからトークへと移り変わっていったような感想を懐きます。
ネットテレビが全盛を迎えている現代日本、流行の発信源はもはやテレビ番組ではなくSNSなどのソーシャルなコミュニケーションツールに移り変わっていくからなのでしょう。面白いフレーズよりインパクトのあるトークのほうが時代に好まれているということが理由と思えば納得がいきます。
しかし、大々的に放送する豪華なネタ番組が無くなったからと言っても芸人さんたちの活躍の場が失われたわけではありません。ネットテレビや動画サイトの個人チャンネルなどに活躍の場を移し、気になった芸人さんの姿を見られるように視聴者の側に選択肢が生まれたことが新しいエンターテイメントの在り方です。ネット環境さえ整っていればお気に入りの出演者のネタを心行くまで楽しめる自由さ、個人でとことん楽しめるニッチさが新しい時代では重要視されているのだな、という印象です。
しかし、お気に入りを追いかけることが出来ても、新しい芸人さんについて知ることが少し難しくなっているのは否めません。時折SNSで活動しているキャストがいることもありますので、そういうところから名前を覚えていくのも面白いと思っています。実力のある、テッパンで面白い名前の知られているキャストを追いかけるのか、たまたま知ったニッチな世界のお笑いを楽しむのかはその人次第、今やお笑いも個人主義の時代なのです。

 

お笑い芸人さんを見て息抜き生活

毎日の生活に必要なものの1つって、絶対笑いだと思うんです。
特にこの現代社会ですから‥。笑いで病気も吹っ飛ぶ‥とまではいかなくても、笑うことって身体に良いことなんですよね。人をいじめたり他人に迷惑をかけて笑うってことじゃないですよ。
お笑い芸人さんは人に笑ってもらうことを仕事にしてます。笑いにかけてはその道のプロです。ですから思いっきり彼らに頼って、日々の鬱々とした気持ちも、気分転換の為にも腹の底から笑うことを一日の中に取り入れるべきだと思うんです。
自分にとってお気に入りの、要はツボにはまる笑いがとれるお笑い芸人さんを探すこともおもしろいです。人それぞれ笑いのツボって微妙に違いますよね!
例えば私の例で言うと、ラジオ感覚でしかもランダムにお笑い芸人さんの動画なんかを流しっぱなしにしておきます。日常の作業なんかをこなしてる中で、途中でなーんかひっかかる芸人さんにあたるともうラッキー!
まぁそこで一旦とめて、その芸人さんをチェックしてから動画検索なんかをかけて彼らの情報を広げていくと、必ず自分のツボにハマるネタをたくさんやってくれてます!
家事なんかをこなしていても気軽にできますしね。それでまた自分でもわかるんですが、笑ってたほうがなんかはかどるんです、やっぱり色々と!笑う角には福きたるって、実際そうだよな~とか思っちゃいます。
この今の世の中ですし、なおさら感がひしひしと感じられます‥。それに笑ってる方とか、微笑みを浮かべてる方なんかで、いつも絶不調にしてる人ってあんまり聞かないですよね。必ず魅力ある人に思えてしまいます!実際そうなのでしょうが。
一説では、無理やりでも笑顔をつくっても、自分の脳が勘違いを起こして本当に良いこと、楽しいこと、嬉しいこと、笑っちゃうことを引き寄せるみたいにもなるみたいですよね!
これは利用しない手はない!ということで彼らの恩恵につかってたっくさん笑わせてもらいます!

優しいお笑いを提供する芸人もいる

昔からテレビのお笑い番組は、子供に見せたくないもののような言われ方をすることがありました。その理由としてしばしば挙げられるのは、突っ込みの際に相手の頭を叩いたり、きつい言葉で相手を悪く言うような芸人が良くいるという点です。もちろん彼らも仕事でそういう役回りをしているわけですし、逆にされる方もそういった扱いを受けることで、笑いが起こることを望んでいるものです。つまりお約束が成り立つ信頼関係がある中でのことではあるのですが、そういったお約束を理解することが難しい子どもに、お笑い番組を見せたくない理由となってしまうのです。
しかしそういった芸人たちばかりではなく、優しいお笑いを提供する芸人も少なくないということは、頭ごなしに批判する人たちに知ってもらいたいことです。そういう人たちの存在は、お笑い番組が決して悪いものではないという、わかりやすい例になるからです。
そのような芸人の代表的な存在と言えるのが、自分が体を張って馬鹿なことをしたり、笑われるような頓珍漢な発言をあえてすることにより、場を和ますことを得意とする人たちです。そういった人たちは、場合によっては笑わせるのではなく笑われているだけで、芸らしい芸があるとは言えないという批評を受けることがあるのですが、それは的外れな考えだと言えるでしょう。彼らは他人を傷つけることなく、自分をあえて貶めるようにすることで笑われているように見せるという、ある意味で高度な芸を披露しているからです。
優しいお笑いのその他の例としては、ふんわりとした空気感の芸を披露する人たちを挙げることができます。彼らは速いテンポが求められるトーク番組においては、自分が率先して前に出ることが得意ではないため、時には陰に隠れてしまう場合もあるのですが、いざ自分にスポットライトが当たった場合には、その独特の世界観に周囲を引き込む力を発揮することが少なくありません。また子供でも理解しやすいような、わかりやすくて可愛らしい芸を見せる人たちも、そのようなタイプに分類されるでしょう。

 

お笑いの芸人さんが活躍がするのは頑張っているから

最近はお笑いの芸人さんがテレビなどで目立つ気がしますが、それは頑張っているからだと思います。お笑いの芸人さんは誰にも雇用されることなく自ら裸一貫で仕事をしています。そこが芸を引き立てているのでしょう。アナウンサーのような人たちと違って雇用されているわけではありませんから、全てのテレビ番組やお笑い番組は全てその場での勝負としてやっています。ですから、他の出演者とは心構えの段階から違うということでしょう。自分の芸がどういうものなのか、どういうところで勝負をしているのかということを考えてやっているということです。
このお笑いの芸人さんを見れば、今の日本の景気低迷の理由が分かるような気がします。企業はどんどんと勝負をしなくなり、昔の栄光に頼ったビジネスをしています。一部のベンチャー企業が積極的にリスクをとって仕事をしていますが、ほとんどの企業はこれまでのやり方をそのまま踏襲しているといってもいいでしょう。しかも、政府はこの動きを助長するかのようなことまでしています。大企業にストレスチェックというものを義務付けたり、月末の金曜日は早く帰ることを推奨したりとまるで勝負を放棄しているかのような状態になっています。
お笑いの芸人さんにストレスチェックをするようなことをしたら、どうなるでしょう。ほとんどの人がストレスだらけということになるでしょう。何しろ毎日が勝負なのですから。仕事はどんな仕事であれストレスを受けないで出来るようなものはありません。それが仕事です。人との契約によってその契約を履行する代わりに報酬を受け取るのが仕事ですから、ストレスがかからないものなどないわけです。そのようなことを気にしていては仕事など出来ないでしょう。仕事を真剣にしている人ほどストレスがかかるのは当然で、そうしたことを乗り越えて勝負をするのがプロの世界です。これを実際にしているのが芸人さんたちなので、他の人たちよりも魅力的な見えるのだと思います。